嘘のような本当の話 ~思い出から 播磨新島で~
昔 東二見の隣
播磨新島に紀州釣りで チヌを狙いに行った。
神鋼ケーソンが 遠くに見える防波堤で 人気の釣り場だ。
僕は 防波堤の真ん中当たりを釣り場に決めて
クーラーボックスを椅子替わりに 団子を せっせと握り 海に放り込んでいた。
すると
隣に
プロのような ジャケットをきて
物凄いデカイリール 8000番ぐらいに
3号ぐらいの磯竿を
握り締めた プロ風の
オジさんが やって来た。
これは かなりの
アングラー だと 思いつつ 何を釣りにきたのかな と 思いつつ
自分の釣りに集中する。
で 20分程経過しても いっこうに 隣の
プロ風アングラー が
釣りをする気配はない。
どうなってんのかなと 見てみると
8000番ぐらいある リールが
モジャモジャに なっていた。
何か おかしいな~ と 思いつつ2
0分経過。
横を そっと 見てみると 仕掛けは 完成しつつあった。
で どんな仕掛けか じっくり見ていくと 糸の先に
直径30センチ程の
ドラえもんの ビーチボールがついている。
釣りの世界では どんな 仕掛けがあるか分からないので
まだ その時は こういう仕掛けもあるのかと 興味深かった。
ただ 仕掛けの インパクトとしては かなり 強烈。
で どう見ても
針が付いている 様子は ない。
で
プロ風アングラーが その磯竿を 大きく振りかぶって 前にキャスとするも
重りもない
ドラえもんの ビーチボールは 波止際にしか 飛ばない。
で 2、3回キャストして 去っていた。
面白すぎるというか なんというか 記憶に鮮明に残る珍事件でした。
今でも 思い出すと 笑ってしまう。
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